髪質改善をしている人には髪に合わせたシャンプーをおすすめしていますが、
実はシャンプーの主成分、界面活性剤が重要です。
今日は界面活性剤の働きをいつものタピオカミルクティーで解説します。

これが、髪質改善が終わった状態とします。
蓋も締まって、タピオカもミルクティーもいっぱいです。
以下は”スーパー等で売っているシャンプーの界面活性剤”です。
・ラウレス硫酸Na(SLES)・ラウリル硫酸Na(SLS)
・オレフィンスルホン酸Na(スルホン酸系)
また、”美容室で売っているシャンプーの界面活性剤”がこちらです。
・ココイルグルタミン酸Na / TEA・ココイルアラニンNa
・ラウロイルメチルアラニンNa
・コカミドプロピルベタイン・ラウラミドプロピルベタイン
・ココイルメチルタウリンNa・スルホコハク酸ラウレス2Na
お家のシャンプーの裏ラベルを見てみるとわかりやすいです。
これには特色があります。
髪質改善をしている人は美容室の界面活性剤のシャンプーが良いです。
では、スーパーで売っているシャンプーの界面活性剤がどのように働くか見てみましょう。
洗浄力が強いため、まずはフタをとかします。

以前、”オイルをつけているのにパサパサ”でお話ししたように
髪の中の栄養分が「乳化」されるとミルクティが解けます。

よって、タピオカも出ていきます。
実はシャンプーには添加剤が入っていて、見た目は最初の状態なのですが、実は中身が髪の栄養分ではないものが入っています。

当たり前のことかもしれませんが、髪の栄養分が添加されているものを使う方が髪が良い状態が続きます。
なので、髪の状態に合わせたシャンプーを選ぶことが美髪の近道です。
特に、美容室で売っているようなシャンプーの界面活性剤は優しい洗浄力なので、毎日洗うことをおすすめしていますが、スーパー等で売っているシャンプーの界面活性剤は2,3日に一度が髪のためには良いかもしれません。
以下のコチラを勧めることが多いですが、くせ毛、細い髪の人には他のシャンプーをご用意しています。ご相談ください。

